2009年11月3日火曜日

Ubuntu 9.10 への OpenGL のインストール

Ubuntu 9.10、出ましたね。これに合わせて環境を 9.10 でクリーンインストールし直したので、その時の OpenGL 関係のインストール方法についてまとめておきます。

注意!この記事は古い情報になっています。最新の方法についてはこちらをご覧下さい(リンク先は Ubuntu 10.04 への、となっていますが 9.10 でも適用できると思います)

まず、ビデオカードのドライバを入れます。ビデオカードのベンダーのホームページに行ってドライバをダウンロードし、手順に従ってインストールします。[システム]-[システム管理]-[ハードウェア・ドライバ]あたりからでも入れれるはず。インストール後、

% glxinfo | head

で、次のような一文が見つかるとOK。

direct rendering: Yes

次に、依存関係のファイルをインストール。必要なパッケージは次の通り。

  • OpenGL … libgl1-mesa-dev
  • glut … freeglut3-dev
  • glew(最新・拡張機能を使いたい場合) … libglew1.5-dev
  • その他依存ファイル … libxmu-dev, libxi-dev

インストールは、基本的に apt で自動的にやってくれます。ターミナルを開いて、

% sudo apt-get update
% sudo apt-get install libgl1-mesa-dev freeglut3-dev libglew1.5-dev libxmu-dev libxi-dev

あたりでできるはず。これらの依存関係もインストールしてよいか尋ねられた場合は、もちろんインストール。1回目の sudo コマンドでパスワードを求められるので入力する。

ここまでできたら、こちらの4章に従ってサンプルプログラムを動かしてみましょう。有名な床井先生の入門ページです。あ、もうインストールは全て終わっているので、2章の「GLUT のインストール」は必要ないですよ。

ちなみに床井先生のページの3章のコンパイルコマンドについて、プログラムのソースコードが program.c の時、Ubuntu 9.10 では

% cc program.c -lglut -lGLU -lGL -lXmu -lXi -lXext -lX11 -lm -lpthread

で動くことを確認しています。

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