2010年7月29日木曜日

Ubuntu 10.04 で C++ が利用可能な環境を整える (g++ のインストール)

Ubuntu 10.04 にはデフォルトで C++ コンパイラがインストールされていませんので、インストール方法の紹介です。

C++ コンパイラをインストールするには、[アプリケーション]-[アクセサリ]-[端末]を起動して、次のようなコマンドでインストールできます。

% sudo apt-get install g++

パスワードを聞かれたら入力し、その後本当にインストールしてよいか聞かれるので、「はい」を意味する y ボタンを押してインストールを実行します。インストールが終わったら、もう既に利用可能になっています。ソースコードのファイル名が "program.cpp" だった場合、次のようなコマンドでコンパイルします。

% g++ program.cpp

このように実行して、何も出力されなかったら正常にコンパイルされています。a.out という実行ファイルが生成されているはずです。もし、No such file or directory のようなエラーが出る場合、作業ディレクトリにソースファイルが存在するか確認してください。

生成された実行ファイル(a.out)は、コロンとスラッシュを頭につけて、次のように実行します。

% ./a.out

ちなみに、はじめからインストールされている C コンパイラは gcc という名前なので、g++ の代わりに gcc を使うと C コンパイラを使うことになります。